トップメッセージ

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 平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する行動制限の緩和により経済活動の正常化は進みましたが、世界経済の減速により輸出、生産は伸び悩みました。また半導体不足や部材の需給逼迫の長期化や、ロシア・ウクライナ情勢による資源供給、価格上昇の懸念は解消されず、先行き不透明な状況は続いております。

 このような状況下、当社グループにおいては、スマートフォン関連部品や、産機向け部品の受注は全体的に力強さを欠く中、当社独自の合理化設備や生産方式の改善など総合力を活かし、徹底的に利益追求を目指してまいりました。また、当社は車載部品、自動車関連装置、医療組立を成長領域ととらえ、戦略的投資を行ってまいりました。新工場の稼働開始などお客様のニーズに対し的確に対応できる環境を整備し着実に成長を続けています。

 これからも基幹である金型技術や部品量産技術の革新を継続するとともに、各セグメントの連携をより強化することで事業の変革と創生を実行し、社会に必要とされる企業であり続けられるよう努めてまいります。

 株主の皆様におかれましては、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長
鈴木 教義