トップメッセージ

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 平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます 。

 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増加により緩やかな回復基調にあるものの、原材料及びエネルギー価格の高騰や円安基調での推移も影響し、物価上昇の継続による消費者マインドの改善に足踏みもみられました。

 このような状況下、当社グループの主力事業である部品セグメントでは、産機向け部品などは受注の力強さを欠く一方、スマートフォン向けや自動車電装部品の需要は堅調に推移しました。

 今後の見通しとして、電子部品業界におきましては、自動車のEV化や自動運転技術の高度化、工場の自動化に伴う高性能なFA機器や産業 用ロボットの需要増大などが、電子部品需要の牽引役として期待されています。またIoT、高速移動通信、AI(人工知能)など進展があらゆる産業分野での技術革新を促進させ、新たな用途を生み出しています。

 当社グループはこれまで培った精密金型技術や独自の部品量産技術、合理化設備など、総合力でお客様のニーズに的確にお応えしてまいります。そして、現状をモノづくりの変革期と捉え、経営理念である「不への挑戦」を念頭に、より一層のセグメント間の連携により、現事業の拡大と新たな分野での事業の確立を目指してまいります。

 株主の皆様におかれましては、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

                                             代表取締役社長
                                            
鈴木 教義