品質保証
お客様の品質要求規格を満たす仕組みづくりを行います。
新規製品の生産前にお客様と品質に関する打合わせを行い、お客様の要求事項を確認します。その内容を社内の帳票に盛り込み、品質が保証できるようルールの整備を行います。
また社内やお客様の工程で発生した不具合に関する調査を行い、原因を分析した上で再発防止策を社内関係者と協議し、対策の評価を行います。
仕事内容
- 社内運用する帳票の作成、配布
- 新規製品の品質評価基準の策定
- 製品不具合に関する調査、対策、客先との折衝
仕事の流れ
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社内運用する帳票の作成、配布
製品ごとの品質基準や生産する上での決まり事を帳票に落とし込み、生産現場に配布します。実際の生産が帳票通りに行われているか定期的な確認作業を行います。
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新規製品の品質評価規準の策定
製造部門と協議し新規製品の初期評価内容を決定します。初期評価完了後、その製品が安定した品質で量産できるか確認します。
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製品不具合に関する調査、対策、客先との折衝
万が一、製品に不具合が発生した場合、現場に出向き原因究明に向けた調査を行います。調査完了後、不具合の波及範囲の特定、原因及び対策を製造部門と協議します。必要に応じ客先へ出張し、不具合の原因と対策内容を報告します。
- 08:00
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出社
- 08:25
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業務開始(新規製品立ち上げ打ち合わせ、不具合調査等)
- 12:00
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昼食
- 12:45
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業務再開(新規製品立ち上げ打ち合わせ、不具合調査等)
- 13:30
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打ち合わせ(製造条件変更に伴う評価内容について)
- 15:00
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休憩(10分間)
- 15:10
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新規製品の仕様書作成
- 17:15
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退社 業務の状況により残業もあります
新卒入社した社員の声
不具合の調査や品質に関するお客様との折衝と聞くと難しいイメージがありますが、新たな仕組みを作る、改善を進めるといった前向きな仕事です。
生産している製品や生産工程について幅広い知識が必要となりますが、これまで原因が分からなかった問題の原因究明ができたときや、新たに考案した仕組みがうまく機能して不具合を未然に防ぐことができたときに、自分の成長とやりがいを感じることができます。
中途入社した社員の声
部品の量産工程における品質保証業務を担当しています。
前職では製品は異なりますが品質管理の仕事をしておりましたので、品質管理の体制やISOの考え方などの知識は活かすことができています。現在は、検査から製品出荷後のアフターサービスやフォローまで幅広く行っています。
主には社内の工程が健全かつ円滑に生産できているか等、品質に関わる部門横断活動を展開し対応しています。また、お客様とのコミュニケーションを大切にしており、お客様の工程以降の品質情報を適宜入手して社内へ情報展開しています。出荷後の工程について理解を深めることで、ポイントを当社ラインに落とし込み、より良品を製造するための体制強化に繋げることができています。
やりがいは、品質の維持・向上のための仕組みの構築や規定の決定プロセスに関われること、当社製品がお客様にて安全に使用していただけていると実感できた時です。
品質保証の経験が直接的になくとも、論理的に説明する説得力や、品質管理の経験、コネクタの製造工程や金型の構造等の知識は存分に発揮できる職種だと思います。