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プレス金型を使った自動組立装置で組立コストを低減。卓越した金型技術で部品加工から組立まで1つの金型で実現する。
各種精密プレス部品の製造を得意とする鈴木には、卓越したプレス技術力が結集しています。鈴木の金型技術を応用し、1つの金型で複数部品の加工と組立を可能にする自動組立技術があります。鈴木ではこの技術を「複合プレス技術」と呼んでいます。
複数部品の加工と組立を自動化する「複合プレス」とは
従来はプレス加工の3部品を組立工程を経由して完成品としていた複雑な形状も複合プレスなら金型1面にて完結させることができます。 1つの金型で複数の部品の加工と組立までを可能にしたことで、製造工程の削減、イニシャルコストの圧縮、製造コストの圧縮を実現しました。鈴木の「複合プレス技術」は鈴木の金型技術力の証とも言える革新的で画期的な技術です。今まで諦めていたような複雑な製品形状にもお応えできます。
複合プレス部品のサンプル
①3部品一体品(プレス材料+プレス材料+プレス品)/医療機器向け
- メイン部品 t=0.1mm
サブ部品A t=0.06mm
サブ部品B t=0.15mm 材料:SUS系 - サブ部品Bは別型で形成し、複数種類のチェンジング仕様
- メイン部品とサブ部品Aの材料を並列に「複合金型」に投入して各々を形成し、直交方向より供給するサブ部品Bを合わせた3部品の複合形成により完成。
- 複合プレス型サイズ:1,000mm 現在量産中
サンプルのような部品形状を製造しようとする場合、通常は各パーツの製造に3つの金型、組立に1つの金型を用意しなければなりません。また、それぞれのパーツの物流や移動タイムロスに関わる管理コストも発生します。
複合プレスの工法に転換することで、「パーツ製造」「組立」を1つの金型で行うことができるので、金型のイニシャルコストや組立コスト、物流や移動タイムロスに関わる管理コストを削減することができます。
複合プレスのメリット
○ 部品ごとの金型が不要なので、イニシャルコストを圧縮
○ 1つの金型で完結するので歩留まりが良くなり、品質も安定
○ 組立も1つの金型で行うので、組立コストを削減
○ 工程管理コストや物流の時間的コストを圧縮
異素材の複合部品も対応可能
金属部品の複合部品だけでなく、「金属」と「樹脂」といった異素材の組み合わせによる複合部品も可能です。
②2部品一体品(プレス材料+プレス材料)/自動車部品向け
- メイン部品 t=0.20mm 材料:リン青銅系
サブ部品 t=0.15mm 材料:SU - 並列で材料を投入し各々を形成し、サブ部品をメイン部品に挿入、固定させる複合形成により完成。
- 複合プレス型サイズ:800mm 現在量産中
③2部品一体品・レーザー溶接(プレス材料+プレス材料)/自動車部品向け
- メイン部品 t=0.25 材料:リン青銅系
サブ部品 t=0.14mm 材料:SUS系 - 複合プレス技術とレーザー溶接のコラボ
- 並列で材料を投入し各々を形成し、サブ部品をメイン部品に挿入、固定させる複合形成の後、メイン部品の合わせ目と2部品の結合のためのレーザー溶接を施し完成。
- 複合プレス型サイズ:1,000mm 量産試作実績あり
- 2部品の材料選定によりレーザー溶接の難易度が変化
こんなお悩みの方はご相談ください。
- 従来の加工方法に疑問を持たれている
- プレス加工の応用を検討している
- 複合プレス金型を検討している
- コスト改善を検討している
担当者から
「複合プレス技術」は、自社製の精密金型で高精度部品を供給し続けることで研鑽を重ねた鈴木の金型技術の粋を結集させた技術です。複雑化し多機能化する部品設計の救世主として力を発揮できるものと考えております。
革新的なデバイス開発の一助として鈴木とのコラボを是非ともご検討ください。
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